『ええ、そうだけど・・・名前聞いたの?』「いえ・・・会いました。」『あら、会えたの?よかったじゃない。で、何か話した?』「・・・・・・。」『アテン?どうかしたの?』「・・・・・・。すいません、掛け直します。それじゃあ。」『え?ちょっとアテン!まだはなした ...
18.白と黒の継承者
「きゃー!街に魔物が!!」外からそんな叫び声が聞こえた。「ウェタートさん!」「ええ、行きましょう!」すぐさま俺たちは横で幸せそうに寝ているププノスさんをおいて外に飛び出した。街の入り口に兵士たちが走っていく。その先にはメタルハンターのような魔物が兵士たち ...
17.霧の夢
なんだかあたりがぼんやりとしている。なぜだ?まるで霧がかかったかのように視界が悪く、ここがどこなのかさえ分からない。それにしても、俺は何でこんなところにいるんだ?たしかガタラの宿屋で眠っていたはず・・・すると突然視界が冴えて、あたりがよく見えるようになっ ...
16.革命軍
やはり便利だ大陸間鉄道。列車は安全に大陸間を渡る唯一の手段と言っても過言では無いし、パスを持っているので、料金はどこまでのっても25G。この価格でガタラまで移動できるのだから感謝しなくては。などと考えていると、お腹がすいてきた。「博士、食堂車ってどっちでし ...
15.博士の研究
「博士、あの・・・」「何?」「なんで、魔物の発生条件を聞くだけのためにわざわざ場所を移動しなくちゃいけないんですか?」「ちょっと見せたいものがあるのよ。あ、そこ右ね。」博士についていき、本部内を移動中。それにしてもここ世界魔障管理委員会本部は、とてつもな ...